BEEK DESIGN
BEEK DESIGN is Creative Desgin Group in Yamanashi, Japan.

Archive for 5月, 2016

PieBooksさんから発売された「ご当地発のリトルプレス」。
47都道府県からあつめた地域を伝える冊子が一同に。うれしいことに山梨からはBEEKを紹介してもらえました。

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BEEKをはじめたきっかけは、他の地域のフリーマガジンやリトルプレスが好きで集めていて、せっかく山梨に帰ってきたし自分が見たい冊子を作ろうと思ったのが理由のひとつです。
ぼくが東京に25歳くらいで出たきっかけは、とにかく雑誌が作りたかったから。
山梨が好きで過ごしやすくで出たい気持ちなんてまったくなかったけど、山梨では雑誌の仕事をほんとうの意味ではできなかったから。
そして10年くらい東京で雑誌を作ったりデザイン・編集を続けてきた糧が、いまのぼくの下地です。

BEEKをつくりだして、他の地域の方々とも繋がりができたこともとても大きなことです。

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影響を受け続けたフリーペーパーから知らなかった冊子まで、ほんとうに地域によっていろいろな媒体があって面白いです。
BEEKとはまた違った視点のリトルプレスをいつか作ってみたいなーと思ってしまいました。

新しいBEEK、そろそろ出ます。

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曖昧

誰もいないのにいるような、散文がここに残っているような。

5月の終わりの風が吹いた。真実をのせて、曖昧さをまとって。

去年は友人の声がけで奇跡的に出店で出れた名古屋の蒲郡でおこなわれた森、道、市場。
とても素敵なお店、音楽、そしてなにより会場全体に流れるゆるーい雰囲気を体感するため、今年は遊びに行ってきました。
やまなしから愉快な仲間7人と。行く直前に行くはずだった特攻隊長が行けなくなるというハプニングもありましたが。
久しぶりに会う人、会いたかった人、はじめましての人、いろいろな人に会えるほど全国各地から会いたい人が集まっているのもこのイベントならでは。

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感想はいろいろ。でもとにかくゆるくて楽しいということがいちばんの印象。そのゆるさがハイクオリティというか。
遊びつつも、いろいろ感じるものを持って帰って来れた。また来年。

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生きているということは「集めること」そして「拡散すること」らしい。そんな話を緑の中で聞いた。
何かの現象が起こるとき、エントロピーは増大する。

そんなことはさておき、だめだとかいいとかじゃなくて、じぶんに素直でいたい。

5月の気持ち。

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1年経ってしまいましたが、もう少しで最新号のBEEKができあがりそうです。
BEEKでは広告を入れず、お金をまわしていません。お金をもらわない仕事という位置づけで、今までまわしてきました。
ぼくが勝手に始めたことなのでぜんぜんかまわなかったし、とにかく今まで山梨になかったフリーマガジンを出したかったし、そこからデザインや編集の仕事に繋がっていくという流れはなんとなく思い描けていたから、ぜんぜんよかったのです。
ただBEEKはこれからも長く続けていきたいと思っています。
4号まで出して、BEEK自体がどんなコンセプトなのか、少しずつですが伝わっているような気がしています。

応援してくれる人にもリアルで会うことができて、とても力になっています。

だからこそ、無理なく続けていきたい。
そのためにBEEKの活動を応援してもらうというカタチでみなさんに協賛として募らせてもらおうと最近になって思うようになりました。
BEEKを伝えることで、街のみなさん、応援してくれる人のこともていねいに伝えられるように。

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応援してもらう。
とてもとてもぼくにとって大きなことです。

今回のBEEKでは協賛を少しだけ集めさせてもらおうと思っています。会社、お店向けと個人の方用と別々で。
交流のある「鶴と亀」、「あいうえおぶせ」もしっかりとお金の面をクリアしてしっかりとした冊子を作っています。
ぼくは正直、お金に関わることを面倒くさがっていました。でもちゃんと応援してもらおうと思ったら、そんなことも言っていられませんよね。

協賛だけでなく、読者のみなさんに読みたいと思ってもらえることもとても大事なことだと思っています。
カタチはどうあれ、1年経っても忘れずにいてくれる人が多いことは、ほんとうにありがたいし感謝しかありません。

応援してもいいという方がいたらお声がけください。よろしくお願いします。
お問い合わせはこちらまで↓

beekmagazine@gmail.com

あっというまに黄金週間。
なんとなく溜まっている仕事をしたり、ちゃんと休んだり、友人の結婚式に行ったり、海が見える街に本を届けに行ったり、写真を撮ったり、いつもの街を歩いてみたり。

ちょうど1年前、BEEKの04号の発刊イベントをしていたんだなと誰かのSNSの投稿で気づく。
自分からではなく、友人たちがイベントを催してくれました。
大勢の人に集まってもらえて、その日その時だけの時間を来た人と共有できたことはとても嬉しいできごと。
今までBEEKにわりと近くで関わってくれた人の言葉ももらえました。
ほぼBEEKはもらったときやばかったんですから。サプライズで渡されなくてよかった。涙もろい僕はよゆうで人前で泣きますよ。

本人がいないところで発せられたぼくへの印象はたぶんどれもほんとうで、どれも当たっている。
そう思ったひとの思ったことがすべてほんとうという意味で。
だいたい水みたいって言われてたけど。

あいかわらずリアクションが上手ではないぼくは、そのときの感動、感謝を友人たちに伝えきれたかはわからない。
BEEKという媒体をもっと広く伝えていくことで、その想いにこたえていきたいのです。
と、いいながら1年が経ってしまったけど、今年はBEEKとして攻めますよ。

風を感じるのが気持ちいい季節。いろいろな場所で風を感じていたい。

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