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詩って人間にとってなくても生きていけるけど、あると安心するもの、地震のために備えておく非常食や水、懐中電灯のようなものじゃないかって思うんです。なんでこんなことを書いているかというと、先日TVをつけたら情熱大陸に谷川俊太郎さんが出ていたから。
詩って言葉の羅列、言葉を編むこと。そしてその言葉の意味を考えたり自分なりに咀嚼したり、胸にしまって何かというときに引き出してきたり、詩に勇気ずけられたり。
僕にとっても大事な詩もあります。谷川さんの詩もその中にあるし、いろいろ読ませてもらって、やはりそのとっつきやすさが身近に置いておきやすい言葉だななんて思ったりしています。

言葉が溢れる現在。詩なんていちいち読まなくたって、テレビやインターネット、音楽や広告、スマホの中など、言葉の渦が氾濫している。
大切な言葉がどこにあるのか、詩の意味がどこにあるのか、もしかしたらわかりにくくなっているのかもしれない。
大の男は自分の哲学と詩を心にそっと置いておくものだと、昔の小説家が教えてくれました。単純な僕はその教えをただ守っているだけかもしれないんですけどね。
ランボーやゲーテの詩もいいんだけど、谷川さんのとても遠くに思えることもとても身近に感じられる詩がとても好きです。

「万有引力とはひき合う孤独の力である」出展:二十億光年の孤独

 

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