つい最近までタイヒバンで料理を振る舞っていた料理家でみんなのおかあさん、森本桃世さんが山梨に来た。五味醤油のKANENTEをジャックして、3日間発酵をテーマにワークショップの先生をするために。桃さんには東京で僕がホストで出演したトークショーの時に、ケータリングで山梨の食材を使って料理を作ってもらった。ぼくはタイヒバンには行ったことなかったのではじめて桃さんの料理をそのイベントの時に食べたのだけど、ほんとうに美味しくて。ほんとうに美味しい料理は、想い出ごと脳裏に焼き付いた。匂いやその時の空気感まで脳に焼き付けられた。
美味しいって美しい味。美しさって味を感じる味覚からしたらいらない要素なのかもしれない。
でも美しさって、その場だったり盛りつけだったり一緒に食べる相手だったり、外部要因としてとても重要なことなんですよね。
食べることを楽しむことが、人生を楽しむことに直に繋がるのかもしれない、と本気で今は思うようになった。
今日も何かを食べる、食べる、食べる。これからも食べる、食べる、食べる。食べることは生きること。できるかぎり、美味しい時間を。